8月

去年の今頃
嘆いた
今年の今頃
遠い山を

遠い目で見るようになった

masa


「千万の 我が汚を洗え 蓮二つ」

「髪伸びし 19の娘 初帰省」

「爪をたて もがく我もまた 残り蝉」

「ぬわーんと 高き空見る 白き猫」

「明日無きと 対のかなかな 鳴き止まず」

「流星に もう託すまい 淋しさよ」

「重き足 意気地無き夜も 星は飛ぶ」

「色あまた 心に干せる 唐辛子」

「朝顔に まるで似合わぬ 歩を暮らす」

「秋神輿 12の我を 探しをり」

「流燈を 戻せと泣きし 日もありき」

「去年より 重き薄を 挿しにけり」



7月目次









































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